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ソーシャル文化研究所(ソー文研)

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トライバルのプランナー3名による「ソーシャル文化研究所(ソー文研)」。製品やサービス、カテゴリーのクチコミ分析を通して、消費者の思考や行動を可視化・研究します。
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記事一覧

保護猫はもっと身近な存在へ ~クチコミ数増加の背景を調べてみた~

筆者は子どもの頃から傍らに必ず猫がいる家庭で育ち、ひとり暮らしを始めてからは実家の愛猫が恋しくてたまりません。 そんな1人の愛猫家として、本記事ではペットとして人気が加速し続ける「猫」とその裏にある殺処分という事実、そして「保護猫」についてクチコミを観測し、分析を行いました。 拡大する猫人気。猫から癒しを得るわたしたち一般社団法人ペットフード協会の調査「令和2年 全国犬猫飼育実態調査(P.118)」によれば、2020年の「1年以内の新規飼育者」の猫の飼育頭数は前年に比べて

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NFTの現在地はどこだ! クチコミから探ってみた

 2021年3月22日。Twitter社CEO Jack Dorsey氏により2006年3月22日に投稿された最古のツイートのNFT(エヌエフティー)が、日本円で3億円超となる約291万ドルで落札されるという出来事がありました。 上記の出来事は数あるニュースの中の1つではありますが、今年の春ごろから、「NFT」という単語を耳にすることがにわかに増えてきたように思います。ある時は話題のアーティストの新たな表現の場として、ある時は新しい社会を変えるテクノロジーとして、ある時は新

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タイドラマが人気! その理由をクチコミから調べてみた

気軽に海外へ行くことが難しい状況のいま、「タイ」が注目されています。ソーシャルメディアでも「タイ」に関する話題を目にする機会が増えているなかで、特に「タイドラマ」が人気です。 今回はその理由をツイートから読み解いていきたいと思います。タイについて詳しく知りタイ皆さん、必読です! 旅行先として人気のタイはツイート数も増加していた 下図は、総合旅行サイト エクスペディアの日本語サイト エクスペディア・ジャパンが発表する2018年の「人気海外旅行先ランキング」と、2020年10

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シュウマイがギョーザに勝つ日は来るか

日本で暮らすほとんどの人が知っていて、食べた経験があるにも関わらず、食卓の脇役的存在の「シュウマイ」。日常の食卓からホームパーティー、外食まで、色々な切り口で語られる食卓の主役的存在である「ギョーザ」とは異なり、食卓の中で目立たない存在です。 果たして、この「シュウマイ」は「ギョーザ」に並ぶ存在となり、食の選択肢として多様性を獲得することはできるのでしょうか。 本記事では、「シュウマイ」のクチコミや、味の素冷凍食品株式会社との共同の取り組みとして実施したオンラインイベント

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フォートナイトは新しいソーシャルメディアの形だと思う

2020年は「あつまれ どうぶつの森」や「ファイナルファンタジー7リメイク(以下、FFⅦリメイク)」、「Ghost of Tsushima」など多くの人気作品が発売されました。また、Nintendo SwitchやPlayStation 5、Xbox Series Xなども入手困難な状態に陥りました。 コロナ禍で自宅に籠る時間が増え、ゲームをプレイする人がずいぶん増えているそうです。2021年になった現在も、ゲーム業界の勢いはとどまるところを知りません。 本記事では全世界

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生理に対する意識の変化について、クチコミから読み解いてみた

はじめまして。ソーシャル文化研究所(以下、ソー文研)の髙品です。 女性にとって「生理」は生きていくうえで必要なことである一方で、私たちを悩ませているひとつです。 これまでは、こういった悩みや生理そのものについて話題にすることをタブー視する風潮があり、メディアでも個人間でも語られることが少ない傾向にありました。 ところが、最近はテレビやオンラインメディアなどで生理について見聞きする機会が増えるのと同時に、生理に関するクチコミも増えてきました。これにはどんな背景があるのでし

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「鬼滅の刃」名言から読み解く言葉の力

2020年を象徴した1つが「鬼滅の刃」。老若男女を巻き込んで大きな話題となりました。 2020年5月18日発売の雑誌「週刊少年ジャンプ」にて連載が終了、10月16日には劇場版「鬼滅の刃」無限列車編が公開。12月4日に単行本最終23巻が発売され、シリーズ累計発行部数は1億2000万部突破を発表。 そして、年末の12月28日には、劇場版が歴代興行収入1位を獲得したことも発表されました。配給元の東宝は、1月12日に業績を上方修正したそうです。 ブームの要因については、さまざま

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移動手段からファッションになった自転車の話

今回はヒップなファッション、カルチャー、ライフスタイルWebマガジン「HOUYHNHNM(以下、フイナム)」とコラボレーションして、ファッションに関するクチコミを考察しました。 なお、本記事と連動した記事をフイナムでも公開しておりますので、あわせてご覧ください。 アパレル苦難のなかでも次々と生まれるトレンド フイナムとのコラボレーションということで、今回取り上げるテーマは「ファッション」です。ファッション業界のある特定の分野にフォーカスしたクチコミについて述べていきたいと

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Twitterで考察! サウナブームの構造

ここ数年、多くのメディアで取り上げられ、話題となった「サウナ」。 決して突然現れた文化ではなく、以前から多くの人に愛されてきたはずのものであるにも関わらず、にわかに「サウナ」と耳にする機会が増えたような気がします。    著名人がサウナを推奨したり、サウナに詳しい専門家が現れたり、サウナに関する記事をたくさん見かけるようになったり、サウナの色々なグッズが販売していたり。そして、いつの間にか友人や同僚がサウナに足しげく通うようになっていたり。noteでもハッシュタグ「#サウナ

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ダルゴナコーヒーとはいったい何だったのか論

2020年春、「ダルゴナコーヒー」という聞きなれないドリンクが、にわかにブームとなりました。牛乳の上にホイップ状に泡立てたコーヒーが乗り、2層に分かれたかわいい見た目のドリンクです。 韓国で人気となり、YouTubeやテレビなどでも紹介され、日本でも話題になりました。「ダルゴナ」は韓国語で砂糖菓子の一種である「カルメ焼き」を意味し、色や味が似ていることから「ダルゴナコーヒー」と呼ばれるようになったと言われています。 実際に多くの方々によるダルゴナコーヒーのツイートが観測さ

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あつ森はなぜ人気なのか? クチコミから読み解いてみた

あらかじめお伝えしたいことがあります。 本記事では、コロナ禍で大ヒットした「あつまれ どうぶつの森(以下、あつ森)※1」のクチコミとその人気について説明しますが、分析や考察内容はあつ森の内容や特性を知っている方が理解しやすいため、あつ森ユーザーを対象としています。 ユーザーでない方は、「あつまれ どうぶつの森」公式サイトやYouTubeの動画をご確認いただくか、TwitterやInstagramで「#あつ森」のついた投稿を見ていただいてから読み進めていただくことをおすすめ

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メンズメイクは一過性のブームなのか論

こんにちは。 ソーシャル文化研究所(以下、ソー文研)の鈴木です。 昨今、女性だけでなく男性においても、美容の話題をよく耳にするようになりました。 以前から、洗顔や化粧水などのスキンケアを中心とした美容の話題は男性においても定番化していましたが、いまの流れはそれまでの流れとは少し違う質感があります。 ハイブランドがメンズメイクの商品を発表したり、新しいメンズメイク用のブランドが生まれたり、メンズメイクのテクニックやアイテムを紹介するYouTube動画が増えてきたり。 スキ

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夫婦関係の改善にも? ロボット掃除機「ルンバ」の消費トレンドを読み解く

皆さんこんにちは。 ソーシャル文化研究所(以下、ソー文研)の佐野です。 いよいよスタートするソー文研のnoteですが、世の中は新型コロナウィルス感染拡大の影響で外出自粛状態。トライバルも3月下旬から自宅でのリモートワークが続いています。 初のnoteとなる今回は、一日のほとんどを自宅で過ごすなかでのある発見についてです。 リモートワーク中の発見我が家では、毎日午前11時になるとロボット掃除機「ルンバ」が動いて、家中のゴミや塵を吸い取ります。所要時間は30分程度。専用

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消費トレンドに影響を与える2つのクチコミとは? ソーシャル文化研究所を設立しました

はじめまして、トライバルの佐野と申します。 このたび、「ソーシャル文化研究所」を立ち上げました。 本記事ではソーシャル文化研究所の研究内容だけでなく、消費トレンドに影響を与える2つのクチコミと、研究所の名前にもなっている「ソーシャル文化」が何を指しているのかについてご説明します。 ソーシャル文化研究所とは? ソーシャル文化研究所(以下、ソー文研)の主な活動は、ソーシャルメディアにおける消費トレンドや文化を読み解き、クチコミがどのように企業マーケティングに貢献しているかを研

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