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一人ひとりの「できること」を、社会における「価値」に昇華する。開発部ゼネラルマネージャー 高田の想い #トライバルのエンジニア

こんにちは、ソリューション開発部の高田です。

今回は、私がゼネラルマネージャーを務めるソリューション開発部(以下、開発部)で大切にしていることについてご紹介します。

高田 聡太(たかだ そうた) @stakada7
ソリューション開発部 ゼネラルマネージャー/自社開発プロダクトの技術責任者
東京都葛飾区生まれ。下町工場を経営する父の背中を見て育ち、「将来は職人になりたい!」と東京農業大学・醸造科学科で杜氏を目指すもバンドに夢中になり、紆余曲折の末エンジニアに。
最近は、趣味で開発しているOSの進捗が悪いのが悩み。

トライバルに入社するまで

私は東京都葛飾区に生まれました。子どものころから下町工場を経営する父の背中を見て育ち、将来は「職人」になりたいと考えていました。そこで、東京農業大学・醸造科学科へ進学し日本酒を作る杜氏を目指したのですが、バンドに夢中になり、道を逸れます。

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大学卒業後は、医療系ベンチャー企業にアルバイトとして入社。数カ月後、色々あって社員登用されたのがエンジニアとしてのキャリアのスタートです。
故障端末のキッティングといった保守対応から徐々に仕事を覚え、電子カルテシステムや画像システムとの連携システムに関わる技術営業的な仕事を担当していました。

その後、札幌にある大手電子カルテシステム・医事会計システムベンダーの下請け会社へ転職。全国の電子カルテ・医事会計システムのリプレイス案件のPM・火消し役として行脚し、要求整理や要件定義、ステークホルダーとの調整などSIerらしい仕事に忙殺されていました。

続いて、札幌市内の医療物流業者へ転職。洗濯工場内の業務管理システムやWebの各種申し込みシステムなどを構築し、すべての開発工程(要求〜設計〜実装〜テストなど)を取締役の上司と二人で行う、という中小企業らしい仕事にまたもや忙殺される日々が続きます。

医療系ベンチャーからトライバルへ

そのころ抱えていた「医療という閉ざされた世界では、エンジニアのスキルアップやキャリアアップに限界があるのではないか」という不安が、トライバルへの転職のきっかけとなりました。
当時、札幌では案件の下請けやシステムの一部のみに関わる仕事が多く、多様な経験や新しい体験をする機会はあまり多くなかったんです。

また同時期に日本国内でソーシャルメディアや広告配信技術が成長を始めたことでその周辺企業(Twitter社やGoogle社などのグローバルカンパニー、ヤフー社やはてな社などの日本企業)も成長していることを知り、彼らの技術情報を追いかけているうちに、その輪に加わりたいと思い始めました。

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なかでも「マーケティング」に関わる企業であれば、業界や企業の成長と共にキャリアや年収、経験もどんどん伸ばしていけるのでは? と考え、東京のマーケティング会社に片っ端から応募をします。

そして2014年10月、「自分が経験したことのない事業ドメイン」「整備されすぎていない環境」「これから成長しそうな会社」「キャリアが築けそうな会社」といったキーワードを軸に、トライバルへの入社を決めました。

トライバルで過ごした5年間

入社してから5年間、私が行ってきたことを簡単に振り返ります。

2014年10月〜 
ソーシャルメディア統合管理ツール「エンゲージマネージャー」の開発チームに参加

■ Twitter API, Facebook API, PostgreSQL, MongoDB, CakePHP, AngularJSといった技術セットのプロダクト開発を実施
■ 歴史を積み重ねたシステムのリバースエンジニアリングを行うため、仕様書の書き起こしやドキュメント整備などを実施
■ 安定した運用監視システムを構築するため、Munin, Nagios, Zabbix, Datadog, Mackerelなどのモニタリングツール検証と導入
2015年10月〜
同ツールのリードエンジニアに就任

■ 開発サイクルを改善するため、Git, GitFlow, P-Rによる本番反映などの開発環境の構築
■ プロダクトの安定性や価値提供スピード短縮のために開発環境、本番環境へDockerを導入
■ プロダクトチーム(営業・CS・開発)の体制・運用強化のため、Issue型運用フローの定義・導入
2017年4月〜
自社プロダクトを横断する技術責任者であるテックリードに就任
 

■ サーバサイドの品質向上と開発効率向上を目的としたGo言語の検証と導入推進
■ IaaS文化の導入のため、Terraform, Ansibleの検証、導入
■ プロダクトのパブリックプラウド化を推進するため、既存プロダクトの移行と新規プロダクトの開発ルールの検証、構築
■ 企業としてOSSへ貢献するため、プロダクトの一部機能やコーディングルールなどのGitHub公開推進
■ エンジニアリング組織として認知獲得するために、TMHテックブログ、エンジニア寄せ鍋の開始
2019年4月〜 
ソリューション開発部 ゼネラルマネージャーに就任、マネジメントにも注力

■ エンジニアリング組織における相互理解やチーム理解促進のために、1on1(雑談)の導入
■ マーケティング業界におけるエンジニアリング組織としての中〜長期計画策定と実施のために、3カ年計画の作成や各種ルール設計
■ 採用推進のために、採用イベントへの参加やTwitterによる直接採用の実施
■ 全社の情報共有促進・ナレッジストックのために、全社Wiki導入
■ エンジニアリング組織の認知獲得のため、各種イベントへスポンサー活動やコミュニティーへの参加

トライバルはさまざまな事業ドメインでプロダクトを開発していて、社内で多くのプロダクトやサービスに関わることができるので、経験の濃度が高いと感じます。
特に近年はトライバルが新規事業に積極的なので、インフラ設計やアーキテクチャ設計に関わる機会が多いうえ、チームで責任を持てば自分たちの好きな技術セットを採用できるということも、エンジニアにとっては魅力ではないでしょうか。
社内にユーザーが居るので、フィードバックまでの時間が早く、かつ反応や感想がすぐにそしてダイレクトに分かるというのも特徴の一つです。

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トライバルでは自社プロダクトの開発のみを行います。
そのため、「なぜ開発するのか?」「何が価値なのか?」「どう価値を届けるのか?」とプロダクト開発にとことん没頭することができます。
これは裏を返せば「なぜやらないのか?」「なぜできないのか?」「何を選択し、何に集中するのか?」ということに責任を持つ必要があるということです。

また、いちエンジニアであっても自分ごと化が歓迎され、プロダクトの企画から行うことも、第一線で活躍しているマーケターたちとマーケティングについて語り合うこともできます。このように、技術以外の面で成長できることも大きな魅力です。

開発部のゼネラルマネージャーとして大切にしていること

マネジメントをするうえで、私が大切にしていることが「5つ」あります。

①「ソーシャルエコノミーでワクワクした未来を創る」こと
②開発メンバー同士が相互理解を意識し、承認しあうこと
③「得意なこと」と「やりたいこと」を分けて考えること
④「人を突き動かすのは情熱である」と信じること
⑤進化の早い技術への感度と、適材適所であり続ける感覚を磨き続けること


①「ソーシャルエコノミーでワクワクした未来を創る」こと

トライバルのミッションである「ソーシャルエコノミーでワクワクした未来を創る。」を実現するため、私はプロダクト開発に関わる一人ひとりにしっかりとフォーカスしたいと思っています。

なぜならメンバーの価値が高まることで、プロダクトの価値が高まる。つまり、プロダクトを通じて、社会に提供する価値が高まることに繋がると考えているからです。開発メンバーの「できること」を、社会における「価値」に昇華することを目指しています。

 
②メンバー同士が相互理解を意識し、承認しあうこと
会社やチームは「他人」の集合です。だからこそ理解が難しいことや譲れないことが必ず発生します。

そんなときは「何が正しい、何が悪い」とすぐにジャッジするのではなく、お互いの価値観や個性を理解し尊重し合うことを促します。メンバー個人がのびのびと活躍できるチームや部署づくりが、より良い環境づくりにもつながると考えています。

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③「やりたいこと」と「得意なこと」を分けて考えること
メンバーが「やりたい仕事」と「得意な仕事」は、必ずしも一致しません。どんなに「やりたい」と望む領域やドメインであっても、成果やパフォーマンスが発揮しにくい場合もあります。そう判断した場合は、限られた時間の中でメンバーが発揮できる価値を大切にするという観点から、領域や担当のコンバートを積極的に行っています。

「得意分野」は、意外と自分では気付きにくいので、メンバーの成長や課題を客観的に把握し、一人ひとりがよりよい未来へ歩んでいけるようにあらゆる可能性を検討します。

④「人を突き動かすのは情熱である」と信じること
発揮する価値やパフォーマンスを重視するのと同じくらい、メンバーが抱いている情熱も尊重して役割・領域・担当を検討します。「今はスキルが足りない」「経験が少ない」という壁は、誰もが経験する通過点です。それらを乗り越えるためには、足りないスキルや経験を充足しようとする覚悟が必要です。

問題が目の前に立ちはだかったとき、何が人を突き動かすのか。それは誰かが与えた「命令」ではなく、本人の内側から湧き出る「情熱」であってほしいと願っています。

⑤進化の早い技術への感度と、適材適所であり続ける感覚を磨き続けること
「情熱」がいくら強くても、「情熱だけ」でものづくりを行うことはできません。
未来を見据えた技術選定、可能性にチャレンジするマインド、情報をキャッチし続ける感度、日々積み重ねる経験と実績。これらの程よい中間地点を判断することが重要です。

そのために、メンバーには日ごろからミクロとマクロの両方の視点で技術に向き合って欲しいと伝えています。
「流行っているから」「よく使われているから」という判断軸だけでなく、これからの未来に必要とされる技術はどんなものなのか、一人ひとりが思考し、判断できなくてはなりません。各メンバーが進化する技術をしっかりキャッチアップしながら、「なぜそのような進化をするのか?」「不確実な未来において必要とされるのはどんな技術なのか?」「その技術を習得するために今自分は何をインプットしアウトプットするべきなのか?」ということを考え、実行し続けられる環境づくりを今後も大切にしていきたいと考えています。

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おわりに

これから、ソフトウェアエンジニアはいわゆる「専門職」ではなくなっていくと考えています。

今、この世界は自分でコードを書ける人が増え、プロダクトを世の中に届けることも容易になってきました。
クラウドコンピューティングの進化により数クリックで高性能マシンを扱うことができるようになり、プログラミングをWeb上で学ぶことや、ソーシャルメディアを介して気軽に誰かに質問をしてサポートしてもらうことも可能な時代です。
そういった流れの中で、エンジニアが世の中に届ける「価値」の期待値は確実にあがっていくでしょう。

「価値」と表現すると崇高なモノのように思われるかもしれませんが、私は「価値とは、各個人ができること」そのものだと考えています。
私たち一人ひとりが「できること」を増やし、そのレベルを高めていくことこそが明日をより良くし、より楽しい未来に変えていくことに繋がると信じています。

みなさま、よいお年を~!
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トライバルメディアハウスは「ソーシャルエコノミーでワクワクした未来を創る。」をミッションに、デジタル・リアルを問わず、さまざまな手法で企業のマーケティング課題を解決しています。公式noteでは働く人やマーケティングのことを発信中。
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